【寒天の基礎知識】＊寒天が臭いです・寒天の匂いが気になります
■くさい寒天は粗悪品の場合も
結論からいうと、くさい寒天商品も確かに存在します。限度を超えて、強いにおいを放つ寒天は質の悪い粗悪品である場合も。では、質の悪い寒天とはどういう寒天なのでしょうか？原材料に安くて、臭いの強い海草を使った寒天です。 ですが、それほど粗悪な商品がそのまま販売されるということは、ほとんどありません。安価なゼリーやヨーグルトの「凝固剤」として混ぜられたり、「漂白処理」をし、臭いと色を消して安いお値段で売られることがほとんどです。
■全く匂いのしない寒天は逆に怖い商品
本物の寒天は、多少は磯（いそ）の香りがするものです。寒天は本来.、独特の風味や香りがあり、それを楽しむものなのです。ですが、一部の寒天を食べ慣れていない方たちの間で、「寒天特有の香りが無理」との意見があるようです。そのため、一部の寒天商品は、匂いを消し、色を白くするために漂白処理がなされています。せっかくの自然食なのに、磯（いそ）の香りをや、本来の茶色っぽい色味を消すために漂白をするのは、非常にもったいない気がします。「白い＝きれい・安全」という思い込みで商品を選ぶ消費者が多くなったと同時に、漂白された食品も多くなりました。わりばしですら、人体に害を及ぼすとされる漂白剤で白くされているのです。においと色ばかりを気にして、本来の食品の個性を見ない日本人の食品の選び方自体を見直す必要があるでしょう。
■スーパーでは良質の寒天を売っていない
天然の健康食品である「寒天」。「匂いがいや」「茶色いのがいや」という消費者からのクレームのために、洗濯物のように漂白剤につけて色を白くし、匂いを消した商品も少なくないのです。私個人の経験からいうと、スーパーなどで売っている安い粉寒天は、真っ白で香りもないものがほとんででした。ですので、お手軽価格でスーパーで売っている粉寒天は漂白処理されているものだと判断し、スーパーの寒天は買わなくなりました。 正直に言うと、安い寒天は凝固力も弱く、歯ごたえや口ざわりが、よろしくない場合も。私個人としては買うのは少し、ためらわれます。 かしこい消費者の方は、是非、ほんのり茶色の少し磯の香りのする寒天を選んでください。
■私のイチオシ粉寒天は「日本プレミアム粉寒天」
・天草（てんぐさ）１００％ （紅藻、オゴノリ不使用）
・国産原料１００％ （外国産の原料を不使用）
・全ての工程が国内の寒天職人さんによるもの
日本プレミアム粉寒天200g【送料無料／ダイエット／国産／P08Apr16】
|
