寒天ダイエットブログ

主に寒天を使ってやせるブログです。

外国産の寒天って、どうなの?

■外国産が全て粗悪品というわけではない

 「粗悪品=外国産」と思われる方も多いかもしれませんが、外国産が全て臭いの強い粗悪品というわけではありません。同じ、インドネシア産の海草でも、安くて品質の悪いインドネシア産もあれば、高くて品質の良いインドネシア産もあります。また、国産であっても質の悪い海草を使ったものもあれば、最高級の海草を使ったものもあります。

 ようは、寒天を作っている会社の「良心」と「誠意」の問題なのです。そして、それらをどこで判断すればよいかというと、 「値段」と「表示方法」を見て判断していただきたいのです。産地と加工地をはっきりと明記している会社の商品や、純国産の場合は.原材料の産地や製造過程がはっきりしていて、お値段もかなりお高めなものが安心です。

 

 

■日本の食品表示法

 実は、日本の食品表示法ですと、インドネシアで取れた海草を日本で加工すれば「原産国」は「日本」と表示してもよいことになっています。「最終加工地=原産国」と表示できるのです。ですが、一部の良心的な会社は、わざわざ書かなくてもよい原産地を表記してくれています。これは自社の製品に自信がないとできないことです。安い寒天は、においの強い外国産の海草が混ざっていることが多いので おいしい寒天を口にしたいなら、それなりのお値段のものを買うことが大切。 実はわたくし、寒天が好きすぎで工場見学まで行ってしまった人です。 実際に、外国産の質の悪い海草もみたのですが… なんというか…見た目もすごければ、においもすごい(くさい)。

 

■粗悪品は分からないようにまぜまぜして売られる

 でも、そういう材料で作られた寒天は、スーパーに売っている 安いファミリーパックのゼリー・プリン・ヨーグルトなどに ゼラチンと一緒に、ちょびっとだけ凝固剤として入れるみたい… と、昔「買ってはいけない!」的な 食の安全について書いてある本で読んだことがあります。 だから、安い砂糖入りのファミリー用のプリンとかヨーグルトを買ったら 裏の表示を見てみてください。「かんてん」とか「凝固剤」とか書いてあるのが その安くてくさい寒天な場合も多いみたいです。 まあ、寒天メーカーさんも、安くてくさい寒天を 自社商品として売ることはできないでしょうから そういう粗悪な寒天は色んなものと混ぜ混ぜして分からなくしてくれる 別メーカーに渡すのは仕方ないことですよね… だから、安いプリンもどきとかゼリーは、色んなにおいを隠すために 香料がいっぱい入ってるのかな?とゲスのかんぐりをしてしまうわけです。 旦那いわく、 「わっ、なんだこのゼリー!においが台所の洗剤じゃん?!」 だそうです。それを聞いたときには失笑してしまいました。

 

■質の良い寒天は多少寒天のにおいがする

質の良い寒天はにおいを消すための処理や漂白処理をしていないほか 添加物を混ぜたりもしていないので 寒天独特の風味かおりがあります。和菓子職人さんや和食の料理人さんは ほのかな香りがする寒天が良い寒天だと言うそうです。そういうう寒天が本来持っているかおりが苦手という人は もう寒天自体の味やにおいが合わないんだと思います。 「野菜嫌い」の人と同じで「寒天嫌い」なんだと思います。

 

■私がオススメの安全・安心でおいしい寒天

絶対に損をしたくない人にオススメの寒天は 国産、しかも伊豆でとれた天草しか使わない 超スーパープレミアム寒天。 はい、実は私もスイーツを作るときはこれを使っています。